oribe

旅の記録

ウィーン至近のホイリゲ『グンポルツキルヒェン』---Gumpoldskirchen Heuriger

f:id:fon_oribe:20170823144517j:plain

ウィーン近郊のホイリゲ(ぶどう畑&ワイナリー)グンポルツキルヒェンに行ってきました。

Wien mitte駅からS3バーンに乗り継いで30分くらい。

新宿駅から30分で出れる範囲で見れる自然なんて等々力渓谷ぐらいなものですが、グンポルツキルヒェンに来てみたら↓

f:id:fon_oribe:20170823145723j:plain

 完全に東北の田舎でした。

f:id:fon_oribe:20170823152430j:plain

ぶどう畑は急な坂になっていて結構ハードです。一周するには1時間半くらいかかるかも。水分は必携です。

景色はすばらしいですが、それだけが目的ではありません。

駅からぶどう畑のあいだにはホイリゲ街が伸びています(早く来すぎて千と千尋の序盤並みに過疎ってたけど、帰る頃にはそこそこ賑わってました)。

f:id:fon_oribe:20170823151010j:plain

目的がぶどう畑の写真でないなら、夕方の5時くらいに来るのがちょうどいいのでしょう。

ホイリゲ街には20軒くらいお店がありましたが、お邪魔したのはこちらのホイリゲ『Reisenhofer Johanna KG(Heurigen Restaurant Familie Reisenhofer :: Kontakt)』さん。ぶどうの房の下でワインが飲める、なかなかおしゃれなところでした。看板に「Orts Vinothek」とあるのが目印です。

f:id:fon_oribe:20170823153235j:plain

英語は通じますが、メニューは全てドイツ語です。事前に確認していくと慌てなくて済みます。

フードメニュー 

Heurigen Restaurant Familie Reisenhofer :: Speisekarte

ワインメニュー

Heurigen Restaurant Familie Reisenhofer :: Weinkarte

お店に入ったあとどうやって注文すればいいのか戸惑うかもしれませんが、席につけば店員さんが注文を聞きに来てくれます。

どのワインがいいのかわからず決めあぐねていると、店員さんがお好みを勝手に決めてくれました。「赤?白?」「白ください」「酸っぱいのと甘いのどっち?」「甘いのください」って感じで注文したらリースリングが出てきました。これが一口目は水みたいに薄いけど、香りと後味が濃くてめちゃくちゃに美味しかったので、ワインの知識が数段上の店員さんにおまかせした方が美味しいのが出てくるかもしれません。

f:id:fon_oribe:20170823154518j:plain

リースリングは1杯2.7ユーロ。

チキンシュニッツェルが10ユーロくらい。

シャドルネ1杯2.8ユーロ、ポテトサラダ4ユーロくらいを追加して満腹になりましたが19ユーロでした。お手頃! すばらしいお店でした。とっても感謝です。

 

帰りの駅までは1本道なので迷いようがありません。酔っていなければ。

呑兵衛が多いゆえかウィーンの電車は夜の1時半くらいまで走っています。終電の心配はせず安心してお飲みいただけますが、本数は1時間に2本くらいしか無いので時間を調べてから店を出るのがいいでしょう。夏ですが、ニットを着ても駅のホームはけっこう寒いので…。